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議長就任

たけしです。

 

5月13日吉田町議会臨時会にて、議長に就任させていただきました。

 

議長選任について、全議員の推薦により決定しました。

 

当日の就任挨拶を掲載します。

 

この度、皆さまのご推挙を頂き、吉田町議会議長に就任させていただくことになりましたことは、身に余る光栄に存じます。と同時に責任の重大さも痛感しているところでございます。

 

新たな令和の時代の当初にあたり、これまでの吉田町議会の歴史と伝統を尊重すると共に、現在の社会変動に沿う、議会運営を図り、町民福祉の向上の為、議員各位のご協力を頂きながら、公正無私を旨とし、言論の府として町議会が円満に運営されますよう誠心誠意努力する所存であります。

 

今後、議会改革を推し進めるための柱として2つ挙げさせて頂きます。

1つ目は「コンフリクトマネジメント」による議会改革です。

前期の副議長の時も、このコンフリクトマネジメントについて触れておりますが、改めて申し上げます。

コンフリクト(conflict)とは、「意見や利害の衝突、葛藤、対立」といった概念を意味する言葉です。

コンフリクト・マネジメントにおけるコンフリクトの解消とは、対立する双方の意見・主張をいわゆる「ゼロ・サム」(一方が勝てば必ず他方が負ける関係)の状態から、双方が理解し一つの方向へ導くことであります。

 

議会は合議体であります。それぞれの議員の意見を述べ、お互いの論点を評価し、新たな方向性を見出すことで問題解決を図り合意、決定していくことが大事であると考えます。

それを実現するため、各議員が持つ意見、主張をカッタツに述べられる環境を整えていきたいと思います。

 

2つめに、「町民に開かれた議会」推進による議会改革です。

吉田町議会基本条例第5条1項に、「公開性、公正性及び透明性を確保し、町民に開かれた議会を目指すこと」2項に「町民の多様な意見を的確に把握し、町政に反映させるための運営に努めること」とあります。

 

これらを実現するために「ダイバーシティの視点」と「新しいテクノロジー」導入が必要であると考えます。

ダイバーシティの視点」とは、多様性、多様な視点、価値観で物事を判断し社会貢献に生かす。こととされています。

当町は、他市町から移り住んで数年~30年以上という町民の方が増えております。

この様な町民の方はこの町の良い所、悪い所を他の市町と比べることにより様々な視点・価値観をお持ちです。また、先祖代々住み続けている町民の方も

歴史、伝統に基づいた視点・価値観をお持ちです。

我々、議員は町民の多様な視点、価値観を精査し、議会活動に生かしていくことが、「開かれた議会」につながるものと考えます。そのためには、議会報告会、出前会議の改善と充実が必要であると考えます。

 

「新しいテクノロジーの導入」については、町民への議会の情報発信、議員の情報収集、議員間の情報共有を行うため、議会広報の充実、ICTを主とした取組が必要不可欠であると考えます。

議会のネット配信、傍聴者を増やす手立て、町民への説明責任等の課題解決を図り、町民にとって、より身近な存在となる議会を構築していくことを、「開かれた議会」推進と位置づけます。

 

私はこの2つの柱を実践することにより、二元代表制の一翼である議会が活力を持ち、町民福祉の向上に資する議会となると考えております。

 

議員の皆さまには、重ねてご協力、ご指導ご鞭撻のほどを賜りますようお願い申し上げます。

以上、就任の挨拶と致します。

 

と述べさせていただきました。

 

本日は、町内4自治会と近隣5市1町に就任挨拶に回ってきました。

 

 

議長バッチと議員バッチは、色が違います。

議員は濃紺、議長は紫です。

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